HOW IT ALL STARTED
シャープアイの始まりから〜
シャープアイサーフボード (Sharpeye Surfboards) は、80年代半ばにブラジルから移住したマルシオ・ゾウビ (Marcio Zouvi) により、ラスティ (Rusty)、リンデン (Linden)、アルメリック (Al Merrick) などカリフォルニア発デザインの影響を受けながら1988年に始まる。
自身が乗るためのボードをガレージでシェイプし始めたのがきっかけだが、バランスの取れたパフォーマンス性豊かなシェイプの評判は彼のサーフ仲間にも瞬くまに広がり、サンディエゴエリアでは一気に知られる存在となっていく。
そして1992年、正式に創業し Sharpeye Surfboards として船出した。
以来、各サーファーの限界値を引き上げることを目指したハイパフォーマンスなショートボードデザインを特にフォーカスしている。
マルシオは最先端の技術や素材に対して非常にオープンで、1992 年の創業時には当時まだ珍しかったCAD システム(コンピュータ支援設計)をすでにボードデザインに取り入れていた一人としても知られている。
OUR TEAM
シャープアイといえば、何と言ってもコンペティターの要望を叶えてくれるハイパフォーマンスショートボードが魅力だ。
実際、現在のサーフシーンを賑わすプロサーファーからのオーダーは後を断たず、チームライダーも素晴らしく豪華な顔ぶれとなっている。
2014年、ブラジル人WSL サーファーFilipe Toledo (フィリペ・トレド)と契約、シャープアイを駆って、彼は世界トップの舞台で毎年のようにワールドチャンピオン争いを繰り広げている。
Jake Marshall(ジェイク・マーシャル)、Ian Gouveia(イアン・ゴウヴェイア)、Tatiana Weston Webb(タティアナ・ウェストン・ウェブ)、Silvana Lima (シルヴァナ・リマ)、日本からは2017年末から村上舜を迎えた。
村上舜は日本オープン2連覇、2019年ISA世界選手権(宮崎)では数多のワールドツアーサーファーの中でファイナルに進み4位獲得など好成績を連発し、持ち味のキレのあるサーフィンは進化し続けている。
そして2018年、日本人初のWTサーファーである Kanoa Igarashi(五十嵐カノア)がSharp Eyeチームへ正式に加入。
ハンティントンビーチで行われたUS OPEN(2018年)で優勝し2連覇、2019年バリではアジア人としてWSL初優勝、WSL最終ランクも2018年は10位、2019年は6位と快進撃を続けている。
最強の武器を探しているというコンペティターはもちろん、さらに上のアクションを目指してみたいというフリーサーファーまで、「ロングボードは今までにシェイプしたことがない」と公言しているスペシャリストのデザインをぜひとも体感してみてほしい。